はい、日記です。僕です。
といっても伝えることが特に無いので最近の記事で気になったことを浅く突っ込んでいきたいと思います。
まずはこの記事
パラマウントとドリームワークス、Blu-rayを捨てHD DVDに独占供給へ
http://japanese.engadget.com/2007/08/20/blu-ray-hd-dvd/(engadget)
これは久々に面白くなってきたと感じた記事ですね。Blu-rayとHD DVDは次世代光ディスクとして同時期に発売されたものでこれからどちらの規格が生き残るのかというのが焦点となっています。
大手家電製品店にいくと良く見るのがどちらかというとBlu-rayの方かと思います。これは知名度の点からいってPS3にBlu-rayが使われているからでしょうか?
従来のDVDと比べて両規格共に青紫色のレーザーを使っています。青紫というのは人間が見ることができる可視光線の中で一番波長が短い色です。これ以上波長が短くなってしまうと紫外線になってしまいます。
波長が短いということは一定距離に入るデータ量が多いということにも繋がります。
よってDVDに入れることができる容量が片面一層で4.7GBに対してBlu-rayは25GB,HD DVDは15GBと大幅に上がっています。
それだけたくさんの容量が入ると普段は圧縮して書き込んでいる動画等のデータを従来ほど圧縮していなくても済む分(*1)画像も綺麗に写ります。
「DVDでも綺麗に見えるから別にいいんじゃないの?」と思われる方もいるかも知れませんが実際に大手家電店の大型テレビで見てみるとかなりの差がある(*2)ことがわかります。これは僕ら映画好きにとっては大きなことなのです。
まぁ、僕の部屋の小さなテレビでは違いが出るかわかりませんが...
と、ここまで説明して今回の記事です。
映画会社としてはBlu-rayで出すかHD DVDで出すかによって売り上げがまったく変わってくるわけです。
今のところ有名どころでBlu-ray オンリーで発売をしているのが
・ウォルト・ディズニー・カンパニー
・20世紀フォックス
・ソニー・ピクチャーズ
・MGM
・LIONSGATE 等
HD DVD オンリーで発売をしているのが今回発表した
・パラマウント・ピクチャーズ
・ドリームワークス 等
残りの大手というとワーナーや東宝といった会社は両方面で発売をしているらしいです。
今回の記事によってBlu-rayによって売り上げを取られていたHD DVD陣が巻き返しをできるのか?(*3)というところが非常に面白いところです。
僕が生まれるころに行われていたbetaとVHSの戦いがBlu-rayとHD DVDという形となって成人になった今行われいるなんてすごく面白いと思いませんか?
果たして勝つのはBlu-ray陣かHD DVD陣か。時代は繰り返すのか?はたまた?
小さな画面を持っている僕としてはまだしばらくはDVDのままで十分です。
(*1)DVDと比べて実際に圧縮率を低くしているのではなくDVDで使われていたMPEG2という規格に加えてMPEG-4 AVC High ProfileやVC-1という技術も採用されているためHD画質の向上をすることができたということです。
(*2)実際にDVDとblu-rayとHD DVDの画質の違いを検証しているのが次の2サイト
このサイトでは静止画から比較しています。
AVwatchこのサイトではHD DVDとblu-rayの画質比較をしています。
ポケットニュース結構違うものですね。
(*3)今年の6月に北米では専門プレイヤーの発売台数がblu-rayは10万台でHD DVDは15万台と発表されました。本体としては北米でHD DVDの方が売れているということです。ただビデオタイトルがblu-rayがシェアの7割を占めています。
とここまで書きましたが僕も本当の詳しいところまではわかりません。間違っているところがあったら教えてほしいです。僕自身の勉強にもなりますし。
といいわけを言ったところで今日はお開き。後1週間は死に物狂いです。